2022年05月06日

第32回世界コンピュータ将棋選手権 Apery 参加記

第32回世界コンピュータ将棋選手権 に Apery で参加しました。

結果

一次予選 5勝2敗1分 5位通過
二次予選 4勝4敗1分 16位敗退
です。

感想

連続10回目の参加です。
1才の子の相手をしないといけないので、リモート参加です。
9年振りの一次予選からの参加で、一次予選敗退と予想してましたが、運良く二次予選に進出出来ました。
2日間も選手権出る事で外出が難しくなり、配偶者にとっては不満のようでした。
僕が選手権に参加し始めた頃は、幼子を家族に任せて選手権に参加する人を何人も見た気がします。
僕には到底真似出来ない凄い事だと改めて思いました。
リモート参加がなければ今回僕は参加出来なかったと思います。

話は変わりますが一次予選の前日まで親族と沖縄に行っていました。
人が多い所にはあまり行かずにのんびり過ごせて良かったです。
とはいえ育児はやはり大変ですが。
選手権があるので、僕の家族だけ1日早く、選手権前日に帰ってきたのですが、
選手権の準備をせずに寝てしまい、起きたら8時30分を過ぎていて、割と焦りました。
1年振りに使うAWSにはc6a.metalという高性能計算用サーバーがあって普通に使う事が出来て良かったです。無事準備も間に合いました。
いざ選手権が始まると、大会用Slackや対局サーバーとの接続の確認だけでもかなり疲れますし、同時に子の相手もしていると、参加者用Zoomに入る余裕はなく、他の参加者の方々と話す事は出来ませんでした。
Aperyはめぼしい改良はなかったですが、上位に通用しなくなってからも何度か参加する事で、他のプログラムの進歩をより感じて貰えれば良いなと思って参加を続けています。
昔はこちらが勝てたチームに負けるのも良いものです。痩せ我慢とかではなく本当に。
とりあえず連続10回参加して一次予選も参加して、そろそろ十分やったなという満足感があります。
他の参加者の方々とお話したり、もっと能動的に参加出来れば楽しいですし続けられそうなのですが。

優勝決定戦は見応えがありました。
優勝のdlshogi with HEROZは本当に強かったですね。おめでとうございます。
遂にディープラーニング系のチームが初優勝した事で、新たな時代に入った感がありますね。